将棋振り返り② -勝負手-
少し前の棋譜を見つけました！！
振り返りをしたいと思いまーす！
先手が僕です
目次
↓ 棋譜 ↓
▲７六歩 △３四歩 ▲６六歩 △１四歩 ▲１六歩 △９四歩
▲９六歩 △４二銀 ▲７八銀 △３三銀 ▲６七銀 △４四銀
▲７七角 △３二飛 ▲８八飛 △７二銀 ▲３八銀 △３五歩
▲４八玉 △２四歩 ▲５六銀 △２五歩 ▲３九玉 △２六歩（第一図）
▲同歩 △３六歩 ▲同歩 △同飛 ▲３七銀 △３二飛
▲３六歩打 △１三角 ▲５八金左 △３五歩打（第二図） ▲同歩 △同銀
▲６五歩 △４四銀（第三図） ▲３六歩打 △６二玉 ▲２八玉 △７一玉
▲３八金 △３三銀 ▲４六歩 △５四歩 ▲６八飛 △５二金左
▲６四歩 △同歩 ▲同飛 △６三金 ▲６八飛 △６四歩打
▲１五歩 △同歩 ▲同香 △５五歩（第四図） ▲１三香成 △同香
▲５五銀 △１二飛 ▲４五角打 △３四歩打 ▲１七歩打 △５一香打
▲６四銀 △同金 ▲同飛 △４九銀打 ▲３三角成（第五図） △同桂
▲６三銀打 △４五桂 ▲６二金打 △同金 ▲同銀成 △同飛
▲同飛成 △同玉 ▲１二飛打 △５二金打 ▲４五歩 △６九飛打
▲４八金左 △３八銀成 ▲同金 △２七銀打 ▲同玉 △２九飛成
▲２八銀 △１八角打（第六図） ▲３七玉 △３五歩 ▲２七銀打 △５九角打
▲４八桂打 △２七角成 ▲同銀 △６八角成 ▲５四銀打 △５三銀打
▲同銀成 △同玉 ▲１三飛成（第七図） △５四桂打 ▲４四角打 △６三玉
▲６四歩打 △同玉 ▲７五金打 △投了
まで111手で先手の勝ち
第一図（仕掛け時の形勢判断）
お互い美濃囲いになり、相手が仕掛けてきました！
ここで局面をよく見ると
相手の飛車はこちらの玉頭をちょうどにらんでいるのに対し、こちらの飛車は八筋を狙っているが相手玉には遠い
ただ、 相手玉は囲いに入城していないのに対し、こちらの玉は入城している
駒の損得なし、駒の働きも大差なく、
ほぼ互角！（先手が約１００点）
第二図・第三図（先手リード）
相手の飛車角銀に一気に囲いを攻められ 、受け間違うといけない局面になった
...と思ったら６五歩と角道を通す手に銀を引かれると、攻めが遅くなるのでこちらが少し良くなったかなと思いました。（実際＋３００点）
第四図（二択の難しさ）
ここで本譜は１三香成と走りましたが、５五同銀と対応したほうが良かったそうです。
まあたしかに駒得はこの時点で確定してますし、ここから角銀交換だと損ですね、、
第五図（無理攻め）
４九の割打ちの銀で金を取られても相手の攻め駒は金、香（５一）しかないのでこれは焦りすぎですね。。角という強力な駒を渡し、本譜は危ない目に会います、、、
第六図（詰み筋）
ここでは△１八角ではなく、△３五桂から１３手の詰みがありました。
（以下、▲３七玉△３八龍▲同玉△４七金▲２九玉△３八金打▲１九玉△２七桂▲同銀△２八角▲１八玉△２九角）
ここからなんとか凌ぎます。
第七図（勝負手）
これが勝負手！！！香車を取っただけに見えて４四角からの詰めろ！
本譜では相手はそれに気づかず...
〜終局図〜
相手は５四桂と詰めろをかけましたが、即詰みでした。
５五銀と詰めろ逃れの詰めろをかけていればまだ戦えたようです。
にしても勝負手が決まると嬉しいですね。
